さて。
いつまで待っても頂を見せてくれない駒ヶ岳に別れを告げて,また走り出す。
途中に道路を封鎖するための立派な可動式柵があって,驚いた。そうか,駒ヶ岳は火山だったね。噴火の兆しが現われたら,この快適な森の中の2車線路も通れなくなってしまうんだ。
・・・そういえば,この時は活動がやや活発になっていたために登山はできない状態だったような。
過去の噴火で沼の中の小島をつくったという話は聞いていたけれど,そんな力を秘めているようには見えなかった。自然は侮れない。
周回路は大きなアップダウンもなく,木蔭もあってサイクリングに最適。北岸は割と湖面に近いところを通っているので,眺めもそれなりに。
左手,小さな半島状になっている大岩園地というところがあった。また道草してみよう(右手山側には大沼駒ヶ岳神社というのがあるらしいが,割愛)。
左の方に進んで現われたのは,腰丈の木賊と羊歯の群落。
深緑の木賊と葉を広げたばかりの羊歯&木々の若葉の薄緑がなんとも対照的。
木の葉が茂った夏になると,光が余り届かず鬱蒼とした雰囲気になるんだろうな。
試しに狭い遊歩道にうつ伏せになって視界を低くしてみたら,なんだか中生代にタイムスリップしたような気分に。
立ち上がって服についた枯葉を払い落しながら,ふと後水尾院の「芦原やしげらば繁れ荻薄とても道ある世にすまばこそ」を思い出してしまった。
今度は右へ。
岩と入り組んだ入江と覆いかぶさるような樹冠。空気もしっとり,大岩の感触も心地よい。
幸い誰も来そうにないので,水面の近くにあった岩の上に腰を下ろし,この静かな世界でちょっと読書をしてみる。
・・・満ち足りた時間。贅沢なことをしている,そんな気がした。
ところで。
大変気に入って岩の上に長居したのはいいけれど,どうやら座っている間にジーンズに入り込んだダニか何かに刺されていたらしい。
その時は何ともなかったが,広島に戻ってから皮膚が過剰な反応を示して猛烈に痒くなった。
皮膚科でもらった薬が合わなかったのかそれとも一種のアレルギーを起したのか,腰から下が水腫のように膨れ上がってしまって(更に大変痒い),「まさか象皮病?」とあらぬ心配をさせられた。
2週間ばかり皮膚科に通って何とか治まったが・・・
BGM NOW Evangelion Symphonic Music/EVA-01[★★★★] |
- 2008/07/14(月) 11:53:49|
- 北海道
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